会長からのメッセージ

ご挨拶

函館ラ・サール高校同窓会会長
浜出雄一(4期)

 9月6日の北海道地震では会員の皆様にも多くの影響があったこととお察しいたします。被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げるとともに、1日も早い復興をお祈りしています。
 齊藤会長の後を受けて会長職を務めさせていただくこととなりました、第13代会長の浜出雄一と申します。
 はじめに15年間という長きにわたり卓越した手腕で本同窓会をリードしていただいた齊藤会長に会員を代表して、心より御礼を申し上げます。齊藤会長は聖ラ・サールの精神を受け継ぎ、大いなる熱意と信仰心を持って、同窓会の活性化を図り、子供達の教育のために尽力してくださいました。齊藤会長から新会長就任のご指名いただいた時には、私のような若輩者が引き受けてよいものかと悩みましたが、齊藤会長の熱意に大変感銘し、お受けいたしました。いまだ未熟者ではありますが、齊藤会長をお手本にさせていただき微力ながら精一杯努めてまいります。
 本同窓会の目的は、同窓会の結びつきを強めるためだけでなく、恵まれない子供達のために教育の場を作ってあげること、あわせて母校の発展に寄与することにあります。そのためには同窓会の活性化が不可欠であり、会員の連携を強めて、魅力ある会になるよう努力いたします。どうか皆様に同窓会活動にご参加いただき、子供達が輝かしい未来を迎えられますようご協力をお願い申し上げます。
 昭和35年に創立された本学園には約1万5千人の卒業生が世に送り出されるまでになりました。そしてラ・サール会は全世界で1000以上もの学校を運営し、修道士の数は4000人を超えています。数百年の時を経て、聖ラ・サールの遺志は現在に受け継がれています。世界中にいるラサーリアンが模範となり、より良い世界へ導いてくれることを願っています。
 今回の震災では北海道全域で停電となり、携帯電話などの電化製品が私たちの生活の命綱となっていることを改めて実感しました。それと同時に、どんなに文明が発展しても自然の威力を前にして人間の力は自然には及ばないことを思い知りました。私たちは自然に生かされていること、そして自然に対する畏敬の念を忘れてはならないということを再認識しました。
 私は函館で東和電機製作所という会社を経営しております。全世界にイカを釣る機械やLED漁灯などを販売しています。15年ほど前から、「環境は経済より優先する」ということに気付き、「環境にやさしい、海にやさしい、子孫にやさしいものづくり」をしていくことが私の使命だと感じるようになりました。その一環として開発に取り組んだのが、イカや秋刀魚のメタハラ漁灯をLED漁灯に変えることでした。しかし、開発費が嵩み、経営の危機にも晒され、やめてしまおうかと思うことも何度もありましたが、多くの皆様に助けていただいたことで、なんとか製品化をするまでに至りました。完成したLED漁灯の消費電力は、従来の漁灯の消費電力700kWに対し9割カットの70kWに削減され、大幅な省エネを実現できました。多くの皆様に支えられ、助けられたからこそ出来た賜物であり、今でも私の心の大きな糧になっています。
 本校の根本的な考え方の1つに家族的精神がありますが、互いに助け合い、もっと他人を幸せにしてあげたいという思いやりの気持ちが広がった時、日本を救い、大きく言えば世界を救うことができると信じています。皆様の益々のご活躍、ご健勝と本校の発展を祈念してご挨拶とさせていただきます。

2018年11月01日09時45分

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