理事長室
ロドリゴ理事長からのメッセージ
- 函館ラ・サール学園理事長
- ブラザー ロドリゴ・テレビニョ
函館ラ・サール学園同窓会の皆様へ
私たちは、多様な職業(使命)を持ち、多様な状況に置かれた全世界のラサーリアンファミリーの一員です。より兄弟的な関係がある世界のために「パン種」が与えられ、困っている人々の中に神と出会い、正義を促進するために送り出されています。
2022年5月1日から22日まで、ローマの世界ラ・サール会本部で第46回総会が行われ、今後の7年間の全世界ラサ―リアンファミリーの方向性が定められました。ラサーリアンビジョンの5つの理念的な柱、すなわち、①人間的キリスト教的教育による奉仕、②共同体の証、③貧者への優先的奉仕、④連帯、⑤FSC(Faith信仰心, Service奉仕心, Community共同体)は従前から変わっていませんが、新たな現実に適応するための方向性を定めました。
絶え間なく急速に変化する世界に対応できるように、ラサ―リアンとして現在のニーズに創造的かつ大胆に対応することが必要です。ラサーリアンミッション(伝道)の修道士とレイパートナー(信徒)は、奉仕活動やラサーリアン教育において共通の取組みを実践しています。それは単なる仕事はなく、「使命における共同責任」でもあります。これは、他の人たちと協力し、自分の職業(使命)を発展させることによって、人として成長し、豊かに生きることへの「招待状」です。
第46回総会の報告書は、講演者の言葉を引用し、このように記しています。
「私達には、斬新な思想、偉大な魂、アイデアの探究者、型破りな考え方を恐れず、物事の新しいやり方を実験し、新たに生命の種を蒔き、人類が生き残るだけでなく繁栄出来るよう支援する人が必要です。」
私達も、ラサーリアンファミリーとして前に向けて、聖ラ・サールの精神に従って、一人一人の宗教心を大事にするよう、幅広い大きな人間的な和を作れるよう、そして特に困っている兄弟姉妹のために奉仕するようなラサーリアンになりますように祈っています。
2023年07月28日21時54分
函館ラ・サール学園同窓会の皆様へ
ご存知の通り現在、日本のラ・サール会の活動としては、学校と児童養護施設と合わせて3つの施設です。沢山の方々の協力でラサーリアン・ファミリーとして特色のある人間教育施設として活動しています。その中一つに函館ラ・サール学園があります。言うまでもなく、ラ・サール会の私たちブラザーは、自分たちの限界がありますが、皆さんの協力により、その限界を補ってもらっていると思います。
長年の伝統を誇るラ・サーリアンビジョンには5つの理念の柱があります。すなわち、①人間的キリスト教的教育による奉仕、②共同体の証、③貧者への優先的奉仕、④連帯、⑤FSC(Faith, Service, Community)です。聖ラ・サールの時代から、どんな国でもラサーリアン的な施設はこのビジョンの下で活動を続けています。聖書福音の価値に基づいて、共同体として教育の奉仕をして、ブラザーとラサーリアン協力者と一緒に、使命を共有して、ファミリースピリットを続けています。
2011年より日本のラ・サール会とほかの6ヵ国と一緒に「東アジアのラ・サール管区」(Lasallian East Asia District: LEAD) となってきました。現在どんな国でもたくさんの問題と課題があるのですが、ラサーリアン・スピリットは生き続けていると思います。国内や国外のラサーリアンの皆さんと一緒に努力・協力しながらこの使命を果たすように続けていきたいと思います。
皆様、ラサーリアン・ファミリーとして私たちの使命を進める具体的な取り組みを行いましょう。
2022年04月07日21時16分
納骨式のご案内
来る2012年11月3日10時から船見町にあるカトリック墓園の中のラ・サール会の墓地で
納骨式を行います。
ご参列ご希望の方は歓迎いたします。ご参列下さい。
この度、納骨するのはカナダから分骨した
・ローラン元校長先生
・オーラス元校長先生
・ダニエル修道士
・シプリアン修道士(神戸)
の方々のものです。
詳細につきましては下記アドレスまでお問い合わせください。
frere-labelle@hotmail.com
2012年10月03日11時25分
函館ラ・サール学園の同窓会の皆様へ
親愛なる皆様、私はこの紙面をかりて、タイのバンブースクールのための募金活動に際して、函館、東京、西日本、札幌、そして仙台における同窓会の定期総会にける、皆様のご協力に対して感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。また、昨年は、何と一ヶ月に4回も台風に襲われ、甚大なる被害を受けたハイチの学校を救済するため、寄付を頂きました。重ね重ね、同窓生の皆様の温かなご支援に対して感謝いたします。
今年のタイへの寄付は、240人の子ども達と、彼らの親である数名の大人達の為です。その子ども達のグループが発見された2008年9月から、タイのラ・サール会のブラザー達は彼らの世話をしています。子ども達の人数は常に増えています。彼らは山岳地帯に住んでいるのですが、ほとんどがミャンマー出身です。その彼らのための学校は、ミャンマーとタイ西部の国境地域、スリーパゴダ峠にあります。 その学校は実質的に最初から建てられなくてはなりませんでした。壁になるような物もなく、電気もなく、トイレもなく、十分な飲み水もなく、机も、本もほとんど全ての物がない状態でした。ただ、先生役のボランティアの人々だけはいるのですが、彼らにはちゃんとした資格もなく、給料も支払われてはいません。
今年、皆様の温かなお気持ちのお陰で、同窓会と2,3の他のラ・サールファミリィーの方々から総額295,962円がタイのバンブースクールのために集まりました。そのお金は、10月にタイに送金されています。その資金は、来たる雨季に備えて、子ども達のための飲用水のタンクを作ることに当てられます。我々が何らかの形でタイのブラザー達に、支援をしたいということを伝えたところ、彼らからの提案がそのタンクだったのです。彼らは我々の支援に対して、大変有り難く思い、感謝しています。
最後に、親愛なる同窓会の皆様に感謝の気持ちを再度お伝えして、お礼のご挨拶とさせて頂きます。皆様はラ・サール精神のひとつの素晴らしい実例を、我々に示して下さいました。
Brother Andre Labelle
2009年10月15日
2009年10月21日16時30分
ラベル理事長のビデオメッセージにも紹介されております、ハリケーンによる甚大な被害にあったハイチ共和国のラ・サール校に、学校設備の復旧や備品の整備に少しでも役立てばと願って、昨年12月ラ・サール学園内にて行われました恒例のクリスマスバスケットから寄付金が贈られました。
この活動に賛同して同窓会においても毎年、寄付金を贈っております。
-
台風被害にあったハイチのラ・サール校
-
建設中の校舎
-
完成した校舎
2009年03月06日16時02分